公開日:2025/05/07
カテゴリー:ブログ
マイホーム購入前にやるべき家計診断とは?【不動産FPが解説】
「家を買いたい!」と思ったとき、多くの方が物件探しや住宅ローン比較から始めてしまいがちです。
しかし、最も大切なのは「自分の家計が家を買っても大丈夫か?」を把握すること。
住宅購入は人生でもっとも大きな買い物のひとつ。無理なく返済し、安心して生活するために、購入前の家計診断は欠かせません。
本記事では、家計診断の重要ポイントを詳しく解説します。
1. 家計診断とは?
家計診断とは、収入・支出・貯蓄・借入状況を整理し、住宅ローンを組んでも生活に無理がないかを確認する作業です。
なぜ家計診断が必要なのか?
- ✅ 住宅ローンを組んでも無理なく生活できるか確認するため
- ✅ 「借りられる額」と「無理なく返せる額」は違うため
- ✅ 支出のムダを把握し、将来の家計を整えるため
住宅ローンは長期にわたる返済になります。「なんとかなる」ではなく、しっかりとシミュレーションすることが大切です。
このように、将来を見据えたシミュレーションを行うことで適正な住宅ローン額が見えてきます。
👉 共働き子育て世帯の実例で学ぶ「住宅ローンの支払い額をどう決めるべきか?」はこちら
2. 家計診断のチェックポイント
✅ ① 収入の確認
- 本業の手取り収入
- ボーナス(組み込む場合は要注意)
- 副業・配偶者の収入(ある場合)
✅ ② 固定支出の整理
固定支出の例 | 内容 |
---|---|
住宅費 | 家賃 → ローンに切替 |
教育費 | 学費・習い事など |
通信費 | スマホ・インターネット |
保険料 | 生命保険・医療保険 |
「本当に必要か?」を見直すことで、家計が改善するケースも多いです。
✅ ③ 変動支出の把握
変動支出の例 | 内容 |
---|---|
食費 | 月によって変動 |
光熱費 | 季節によって変動 |
交際費・レジャー費 | 旅行・外食など |
美容・ファッション費 | 被服・美容室など |
家を買うとライフスタイルが変わります。購入後の生活も見据えましょう。
✅ ④ 貯蓄・資産の確認
- 預貯金(頭金・諸費用)
- 投資資産(NISA・iDeCo等)
- 退職金(老後資金など)
✅ ⑤ 借入状況の確認
- 自動車ローン
- クレジットカードの分割払い
- 教育ローン・奨学金
「住宅ローン以外の負債がどれくらいあるか?」 を把握しておくことも重要です。借入が多い場合、住宅ローン審査に影響することがありますので注意が必要です。
特に八戸市のような地方都市では、自動車が生活必需品となるため、自動車ローンを抱えているケースが一般的です。住宅ローンと合わせた総返済額をしっかり考慮し、無理のない資金計画を立てましょう。
3. まとめ|家計診断は住宅購入の第一歩!
- 🏠 家計を把握し、無理のない住宅ローン計画を立てよう
- 🏠 「借りられる額」より「無理なく返せる額」を意識しよう
- 🏠 固定費・変動費を見直し、購入後も安心できる家計を作ろう
【無料】FPによる家計診断&購入後のシミュレーション受付中
「自分で家計診断するのは難しそう…」という方へ。
当店のFPが無料で家計診断と購入後のシミュレーションを行います!
- ✅ 無理のない住宅ローン適正額
- ✅ 収入と支出のバランスアドバイス
- ✅ ライフプランに基づく資金計画
- ✅ 金利タイプ比較・住宅ローン選び
- ✅ 物件購入後の家計シミュレーション
相談実績多数、地域密着FPがサポートします。
もちろん、無理な営業は一切ありません。
家計診断は重要ですが、自分で全てをチェックするのは意外と大変です。
FPが一緒に行うことで、数字の整理・計画づくり・住宅ローン選びまでワンストップでサポート。
「これなら大丈夫!」と安心して購入を進められます。
この記事を書いた人
佐々木 大地(宅地建物取引士・AFP〈日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー〉)
青森県八戸市を拠点に、不動産売買・相続・住宅購入の相談をサポートしています。
宅建士とFP資格を活かし、家計診断・キャッシュフローシミュレーション・売却・相続まで幅広くご提案。
地域密着型の不動産FPとして、初めての不動産取引でも安心いただけるよう丁寧にサポートします。