当店では、株式会社アーネストワンが施工した新築建売住宅を取り扱っております。
「建売住宅=性能が低い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、アーネストワンの住宅はその常識を覆す、高性能かつコストパフォーマンスに優れた住宅です。
※本記事の内容は青森県内の物件について解説しており、地域により異なる場合があります。
コストを抑えつつ高性能を実現する仕組み
アーネストワンの建売住宅は、大量生産・効率的な施工体制によりコストを徹底的に削減しています。
- 全棟、構造材を工場でプレカット加工
- 水回り・住宅設備をOEM製造による一括仕入れ
これにより、一般的なハウスメーカーと比較しても建築費用を大幅に抑えることが可能となり、手の届きやすい価格で提供されています。
かつての「安かろう悪かろう」という建売住宅のイメージは、今や過去のもの。現代の建売住宅は、品質と価格のバランスに優れた「賢い選択肢」となっています。
アーネストワンの住宅性能はここが違う
住宅の性能は、「住宅性能評価制度」に基づき、国の基準に則って第三者機関が評価を行います。アーネストワンの住宅は、すべての物件でこの住宅性能評価を取得しています。
温熱環境・エネルギー性能|ZEH水準の省エネ設計
アーネストワンの建売住宅では、以下の省エネ性能等級を取得しています。
- 断熱等性能等級:5(7段階中)
- 一次エネルギー消費量等級:6(6段階中)
■ 断熱等性能等級とは
断熱等性能等級は、住宅の外壁・屋根・窓などの断熱性能を評価する指標です。等級1から7まであり、数字が大きいほど高性能となります。
等級5は、寒冷地においても快適な室温を維持しやすく、冷暖房の効率を高める設計となっています。
■ 一次エネルギー消費量等級とは
一次エネルギー消費量等級は、住宅全体のエネルギー消費量(冷暖房・換気・照明・給湯など)を総合的に評価する基準です。
アーネストワンの住宅が取得している等級6は、平成28年基準と比較してエネルギー消費量を20%以上削減した水準となります。これは、高効率な設備機器や断熱仕様によって、日常的な光熱費の節約にもつながります。
■ ZEH水準との関係
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、住宅の断熱性能を高め、効率的な設備を導入し、さらに太陽光発電などを活用することで、年間のエネルギー消費量を実質ゼロに近づける住宅です。
アーネストワンの住宅は、太陽光発電などの再エネ設備が無いためZEHにはなりませんが、ZEHと同等の断熱・エネルギー消費量を備えていることから、「ZEH水準」と呼ばれる性能を誇ります。
「冬は寒く、夏は暑い」そんな住環境とは無縁の、快適かつ省エネな暮らしを実現できる仕様となっており、将来の光熱費負担や地球環境への配慮を重視する方にもおすすめです。
また、ZEH水準により住宅ローン減税の借入限度額拡充や子育てグリーン住宅支援事業補助対象(期限あり)などの恩恵が得られます。
地震・台風への強さ|構造の安定性
地震の揺れを適度にいなすことで構造部分を守る制震金具「SAFE365」
- 耐震等級:3(最高等級)
- 耐風等級:2(最高等級)
耐震等級3は、建築基準法が想定する地震の1.5倍にも耐える性能で、地震保険料が50%軽減される対象にもなります。
また、耐風等級2は、500年に一度の暴風にも耐えうる設計。災害に強い住まいとして安心感があります。
長く快適に住むための工夫|耐久性とメンテナンス性にも配慮
アーネストワンの建売住宅は、単なる「初期性能の良さ」だけではなく、長期的に安心して住み続けられる工夫が随所に施されています。住宅性能評価においても、以下の項目で最高等級を取得しています。
- 劣化対策等級:3(最高等級)
- 維持管理対策等級:3(最高等級)
■ 劣化対策等級とは?
住宅は長年住み続けるうちに、木材の腐食や金物の劣化などが進行していきます。劣化対策等級3は、通常の自然環境・使用状況下で75年〜90年(3世代相当)にわたり、大規模な補修を必要としない耐久性があると評価された等級です。
■ 維持管理対策等級とは?
住宅にとって、給排水管やガス管などの「設備配管」は、目に見えない部分ながら経年劣化しやすく、修繕が難しい箇所でもあります。
維持管理対策等級3は、これらの配管が点検・清掃・交換しやすいように設計されていることを示す最高評価です。
住宅購入は「買って終わり」ではありません。アーネストワンの建売住宅は、長期的なランニングコストやメンテナンス性にも目を向けた設計となっており、「長く、快適に住み続けたい」と考えるご家族にとって安心の仕様です。
長期優良住宅との関係性
アーネストワンの建売住宅は、性能面において長期優良住宅の技術基準を満たす内容となっています。
長期優良住宅の技術基準(新築戸建)
- 劣化等級対策3+床下空間の有効高さ確保及び床下・小屋裏の点検口設置など
- 耐震等級2以上
- 維持管理等級3
- 断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6
正式な「長期優良住宅」の認定を取得するには、点検計画や維持保全の義務、認定取得費用などが必要なため、価格を抑える建売住宅においては、あえて認定を取得しないケースが多く見られます。
それでも住宅の基本性能は、ZEH水準、省エネ基準、耐震性ともに高く、実生活におけるメリットは十分に享受できます。
まとめ|価格と性能のバランスが魅力のアーネストワン
アーネストワンの建売住宅は、
- ZEH水準の省エネ性能
- 耐震等級3で地震に強い構造
- 劣化対策・維持管理対策も最高等級
という長期優良住宅と同等の高性能を備えながら、価格を抑えたコストパフォーマンスに優れた住まいです。
これから住宅購入を検討される方にとって、「価格を抑えつつ安心・快適な暮らしを実現したい」というニーズにぴったりの選択肢といえるでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q. ZEH(ゼッチ)水準とは何ですか?
A.ZEH住宅とは断熱性・省エネ性が高く、太陽光発電などにより年間のエネルギー収支がゼロに近づく住宅のことを指します。
アーネストワンの住宅は太陽光発電などの再エネ設備がないためZEH住宅ではありませんが、断熱などの省エネ性能は基準を満たしているため【ZEH水準】と呼ばれております。
ZEH水準により、住宅ローン減税の拡充や子育てグリーン住宅支援事業の対象となります。
Q. 耐震等級3のメリットは?
A. 建築基準法の1.5倍の耐震性があり、震度7クラスの地震にも耐える設計です。地震保険の割引対象にもなります。
Q. なぜ長期優良住宅の認定を取らないのですか?
A. 認定を受けるためには追加の費用や点検義務が発生するため、建売住宅の手頃さを保つために取得を見送るケースが多いです。性能面では同等基準を満たしており安心です。
この記事を書いた人
佐々木 大地(宅地建物取引士・AFP〈日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー〉・住宅ローンアドバイザー)
青森県八戸市を拠点に、不動産売買・相続相談をサポートしています。
宅建士・FP資格を活かし、住宅購入・売却に伴う家計診断やキャッシュフローシミュレーションまでトータルでご提案。
地域密着の視点から、初めての不動産取引でも安心してご相談いただけるパートナーを目指しています。