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日経新聞記事 マイホーム市場、建て売りと注文住宅で「明暗」の理由

公開日:2022/11/29

カテゴリー:ブログ

2022年11月28日掲載

国土交通省によると9月の建売住宅新設着工戸数は前年同月比6.8%増の1万2290戸で、17ヶ月連続で前年同月を上回った
一方、注文住宅10ヶ月連続で前年同月マイナスとの事。

もちろん全国規模の数字で、青森県エリア全てにあてはまる訳ではありません。

建売住宅好調の特に大きな理由として、リモートワークの普及により郊外で戸建て需要が拡大されたことが記事中で挙げられておりました。
住民基本台帳の人口移動報告で、東京都の転入超過は5433人で2014年以降最小、東京23区でも初めて転出が転入を上回ったとの事でした。

以下は青森県にも当てはまりますが、
資材高に伴って住宅価格が高騰しており、手ごろな価格で提供できる「パワービルダー」の存在感が高まっており、青森県県南でも多く供給している株式会社アーネストワンを傘下に持つ「飯田グループホールディングス」は、23年3月期の販売頭数が4万5500棟と、前期比で1割増を見込んでいるそうです。

パワービルダーによる建売住宅の魅力は、建築部材を大量に調達することで、仕入れコストを軽減し、住宅価格を安価に提供することです。
未だに建売住宅は手抜きで作られているとの声を聞くことがありますが、アーネストワンを例に挙げると、

住宅性能等級で
・断熱性能等級5(2022年9月までは最高等級、10月に断熱性能等級6・7が新設されたため)
・一次エネルギー消費量等級6(断熱性能や設備などにより、光熱費として消費される一次エネルギー(原油や天然ガスなど)を20%削減)
・耐震性能等級3(耐震性能等級1が震度6~7で倒壊しない強度、3は1の1.5倍の強度)
で建築されており、性能等級上はかなりの高レベルで建築されております(2022年秋以降に建築された3等級地域の場合)。

建売住宅のデメリットとしては、不特定多数の方への販売を前提としておりますので、間取や内装に個性が無いことでしょうか。

建売住宅は夫婦+子供2人くらいの家族を想定しており、間取りは3LDK~4LDKがメインとなります。
間取に個性がない分、クセが無く誰でも使いやすいとも言えます。

また、内装としては全面同じクロスを使用しており決して洒落ているとは言えません。
この点に関しては壁の一部分を柄物のクロスに変えるだけで、グンと高級感が増します。
仮に2間幅(3.64m)の壁のクロスを張り替える場合、

クロス幅単位0.91m×4×壁高2.4m×クロス単価1,200円
=10,483円(税抜)

が、クロス張替えの相場かと思います(クロスのグレードにより単価は変わります)。

注文住宅と比べて安価に購入できる分、購入時にこのようなグレードアップを図るのもお勧めしております。

当社では購入時のオプション工事を含めた住宅ローン設計にも対応しておりますし、業者さんのお知り合いが無ければご紹介も可能です。
お気軽にご相談ください。

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