公開日:2024/03/31
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サーモグラフィーカメラを導入したので、アーネストワンの建売住宅で断熱効果を検証してみました。
測定条件
暖房はLDKに備え付けのエアコンを26度設定にし6時間稼働。
LDK床面温度は22.2度
尚、この日の床下温度は-1.2度と計測されており、同じ室内でも天井付近の高い所と、床付近の低い所で温度差が生じることから、床面の断熱は充分に確保されていると考えられます。
続いてLDK外壁面の温度は26.7度
日が当たっている時間帯での測定のため、サッシ部分は35.2度を記録。外壁部分は26.7度でほぼ室温通りの測定結果であり、充分な断熱効果が得られていると考えられます。
当然ながら断熱材の欠損も確認されませんでした。
尚、日陰側のサッシ部分は22.8度
窓枠は内側が樹脂製(外側はアルミ製)となっており15.8度でこらえておりますが、熱伝導の高いアルミ製の場合もっと冷たくなっていると考えれらます。
この部分に大きな寒暖差があると結露の原因になります。
参考としてLDKのドアを開けっぱなしにした状態での2階居室の状況
LDKから漏れた暖房だけでこの温度であれば、室内面積から考慮しても小型の寒冷地エアコンだけでも快適だと考えれらます。
アーネストワンの建売住宅は内側は高性能グラスウール充填、外側はスタイロフォーム張りの2重断熱となっており、住宅性能評価により「断熱等性能等級⑤」・「一次エネルギー消費量等級⑥」とZEH(ゼロエネルギーハウス)と同等の省エネ性能と評価されております。
エネルギーコストがどんどん値上げされている昨今、快適でお財布に優しい物件としてお勧めいたします。